僕はきずなメール・プロジェクトを継続させたいと思っています。継続させるには、10年後や20年後の具体的なイメージを共有する必要がある、ならば専門家に何か特別な研修やプログラムをお願しないと、などと考えていました。
そんな時、「ゴーイング・コンサーン」(going concern)を思い出しました。
「ゴーイング、コンサーン」とは「継続企業の前提」。企業の財務諸表は、継続することを前提に作られるという原則です。倒産することは、前提にしない。
働く人がいて、生活を担っている組織なら、当然の前提です。だから、NPO法人も含めた、全ての法人に共通する前提といえます。
だとしたら、今いる人たちで、「自分たちがいなくなってもこの法人を継続させるにはどうしたらいいか」について考えるのは、特別なことではなく、やるべき仕事となります。
こう考えると、腑に落ちました。
ということで、今いる人たちで、「自分たちがいなくなっても法人を継続させるにはどうしたらいいか」を考えていきます。
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継続させる最良の方法は、僕が知る限り、これです。
イエズス会の司祭とカルヴァン派の牧師は、重要なことを行うときには期待する成果を書きとめておくことになっていた。そして九ヵ月後、実際の成果と比べなければならなかった。 (ピーター・ドラッカー)
イエズス会を、「イゴヨク」(1549年)に来日したフランシスコ・ザビエルとセットで覚えている人は多いでしょう。今も継続していて、日本では上智大学の設立母体として、JR四谷駅前にあります。
僕らもこれから、どんな成果をイメージして書き留めるかを、考えていきます。
四つ葉のクローバーを見つけました。かなり嬉しい😆