きずなメール・プロジェクト 代表のblog

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「家族、捨ててもいいですか?」読書メモ

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この本を読み始めた時、「この空気感、知ってる」と感じました。 思い込みですが。

 

家族、捨ててもいいですか?~一緒に生きていく人は自分で決める

家族、捨ててもいいですか?~一緒に生きていく人は自分で決める

  • 作者:小林 エリコ
  • 発売日: 2020/05/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

こう感じたのは二度目です。最初は梁石日血と骨」を読んだ時でした。暴力が近くにある。 実際に暴力を行使されたかしたかは別として、「 他人を力で抑え込む」という行為が生活の近くにある。 そういう感じ。

 

どちらの本も、「父」がキーマンです。


著者の家族は、バラバラだそうです。僕も育った家族はバラバラなので、感情移入してしまいます。

 

著者は後半、フェミニズムに向かいます。 その姿勢にも共感します。

 

著者は、自分と家族について書くことで、 読む人に力を与えてくれます。

 

この本を読んで、自分の「芯」に、 手で触れるような体験ができました。感謝です。