きずなメール・プロジェクト 代表のblog

顔と名前を出す人生です。

自分がやっていることの価値をダイレクトに感じられる仕事をしたい。

自分がやっていることの価値を感じにくい時代です。

きずなメールを設立した時、自分がやっていることの価値をダイレクトに感じられる仕事をしたいというのも、実現したいことのひとつでした。そうでないと続かないですから。

別の言い方をすると、「自分の働きかけに対して、わかりやすい反応が得られる」です。設立から13年たって、実現できているか?と問うと、実現できています。読者からのお礼のメッセージです。

www.kizunamail.com

先日も、こんな内容のメッセージをいただきました。

(以下要約)
気分が落ち込んでコミュニケーションを避けた時期も、きずなメールなら読み続けられらた。社会とつながっている安心感があった。

実際は長文です。長文のメッセージを、自分の時間を使って、言葉にして、他人に伝わる文章として構成して、書いて、送ってくれる人がいたのです。

このfact(事実)に、13年経った今でも、変わらず感動します。感謝の気持ちが湧きます。13年たっても慣れていない自分を信頼できます。どこかネジが外れているのではないかと思うときもありますが、それでよいと思っています。

だからこの感動と感謝を、僕だけでなく、関わっった人すべて、今なら団体のスタッフ、自治体の担当課の人たち、制作監修者の専門家、団体を応援してくれている人の「成果」として分かち合いといつも思っています。こんな僕の想いをスタッフの皆さんが汲んでくれて、実際に共有してくれています。ありがたいことです。

今日もまた1通、いただきました。

妊娠中から毎回届くのを楽しみに過ごしてます。とても素敵なサービスありがとうございます。
育児本だと三ヶ月四ヶ月、と月毎で前期なのか後期かでずれがあり、不安になることもありましたが、タイムリーに情報が発信されて「今」がわかって参考になりました。
また情報だけでなく応援のメッセージもあり励みになりました。
主語がママ、だけでなくいつもパパも入っていてその点も小さいことですが自分だけでやらなきゃいけないという気持ちにならず読んでいて内容がすっと入りました。

こちらこそ、伝えてくださってありがとう!元気をいただています!

お礼メッセージは、いっぱい来るとよいというものでもありません。お礼の気持ちを伝えたいけど、そこまでできなかった人もいるでしょうし、そもそもそういう気持ちに至らなかった人の数のほうが圧倒的に多い。この圧倒的な数の人たちと、いかにして「つながり続けるか」について考えるきっかけを、「お礼メッセージ」が与えてくれます。

肌感覚ですが、1000人に1人くらいが送ってくださるイメージ。1通のお礼メッセージから、残り999人に思いを巡らすイメージです。

宣伝になりますが、読者アンケートに”回答しなかった人”について想像する企画を、児童虐待防止推進月間の11月にやります。よかったら覗いてみてください。

https://www.kizunamail.com/news/14687/

 

倒壊でなはないです。「深層処理混合船DCM8号船」。海中地盤改良の作業船らしい。

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