日本子ども虐待防止学会から冊子が送られてきて、その中の大谷美紀子弁護士の特別講演の記事が興味深かったので、備忘を兼ねて共有。
大谷氏は、国連子どもの権利委員会における、唯一の日本人委員。講演は、2018年11月の第24回学術集会（おかやま大会）でのものです。
・（子ども虐待防止のための太い糸の中に）「ぜひ、『子どもの人権』という芯を入れていただきたいと思います。」
・「日本で起きている様々な子どもの問題について議論や取り組みに、『子どもの人権』という基本的な視点が欠けているように思います。」
・「福祉アプローチではなく『子どもの権利』アプローチが採用されなければならないということです。」
うちの子は小学生なので、日本の小学校教育に触れる機会は多いですが、「子どもの権利」という発想の気配はほとんどありません。個人的には「道徳」より「子どもの権利条約」の説明に時間を使ってもらえればなーと考えています。
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