スタッフに説明するために資料を作ったので、それをそのままアップします。説明したいのは、「新しい概念がどのように生まれるか」です。
①の段階(1年目くらい)※この年数はあくまで目安です
この段階では、物事が「A/B/C」と分類されて見えます。仕事だったら「営業/制作/経理」みたいな。子どもだったら、外界を「ママ/パパ/先生」とか。
②の段階(3年目くらい)
でも時間が立つと、「A/B/C」に収まらない新しいコトやモノを経験します。これが赤線や緑線です。これには
(X)名前がすでに付いている場合
(Y)名前がない場合
の両方があります。新しい仕事の場合、たいてい(Y)名前がない場合です。
③の段階(6年目くらい)
(Y)名前がないけど、現実として作用している。現実に影響を与えているので、名前をつける。これにより新しい概念、コトやモノが生まれます。「概念」を難しく考えすぎてはいけません。「概念」はただの「言葉」です(「ただ」という副詞を使いましたが、ここはあえて)。
こうして名付けをしたのが「きずなメール事業」。他にも「協働パートナー」「団体負担」など多数あります。みんなでさらに増やしていきましょう。
「新しいインプットがあると、過去の見え方(A/B/C)が変化していく」というのも、いままさに団体内で起こっています。この変化も大事にしていきたい。
そういえば今日は家族の誕生日。X年前、僕は、よくわからないふわふわした、命と呼ばれるものに名前をつけたのでした。産んだのは妻、僕は父ということになっていますが、無から有が生まれたと感じました。
今朝のバンクーバー・サンドウィッチ。
(所要時間30分)