きずなメール・プロジェクト 代表のblog

顔と名前を出す人生です。

テキストメッセージによるセーフティネットで「網をかける」「網の目をつめる」

・きずなメールは、テキストメッセージを”弱いきずなでつながり続けるセーフティネット”として活用することを目指しています。セーフティネット=安全網なので「網をかける」「網の目をつめる」というアクションが発生します。


・最初の網は2011年3月1日に、「日本全国」にかけました。名称は「今日のベビ&ママ@きずなメール」、誰でも登録無料。全国に網をかけた気持ちですが、現実は無名のNPOが配信を始めただだけなので、登録はありません。なのでTwitterで妊娠した方を検索しフォローすることで知ってもらい、登録しもらうことで、網の目をつめていきました。


・テキストメッセージ=原稿の信頼性を担保するのも、配信システムを構築して保守するのも、Twitterで働きかけるのも、全てヒトが動いているので、お金という血液が必要です。血液がない状態でTwitterで働きかけるのも限界があります。ファンドレイジングが課題。


・しばらくして、医療機関自治体のサービスとしてファンドレイジングするようになりました。並行して、テキストメッセージによるセーフティネットを、国の政策としてロビイングしいていくイメージも作っていきました。


・今、事業計画をつめています。課題は目標値の持ち方。これまでいくつか目標値を立ててきましたが、形骸化しました。認識が甘かった。目標を数字として、チームで認識し共有することの大切さと難しさが理解できていませんでした。失敗から学ぶしかなった。


・今年は少しでも、リアルで切実な目標値を設定したい。きずなメールのようなテキストメッセージで、一人でも多くの方に喜んてもらいたい。役立ちたい。この初心を「計画」という事業の現実にどう組み込んで行くか。「これが正しい答えですよ!」と判定してくれる人はいない。試行錯誤あるのみです。


・こういう時、この論文魯迅の言葉を思い出します。
「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」

 

久々の渋谷。

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