きずなメール・プロジェクト 代表のblog

顔と名前を出す人生です。

全力のポジショントーク。

ポジショントーク」とは「自分に利するような発言」のこと。投資家・ジョージ・ソロスの本で知りました。本には「相場でロング(買い)のポジションをとった」「ショート(売り)のポジションをとった」という発言が繰り返しでできます。ソロスのように相場に影響力がある人が、「A銘柄は有望」と言って買い、他の人が追随すれば、株価は上がります。ソロス氏は【結果的に】「自分に利するような発言」=「ポジショントーク」をしたことになります。

 

ポジショントーク」にはネガティブな響きがあります。でも生きること全てが「ポジショントーク」な気がします。自分から自分に害をなす発言をする人をイメージできないからです。

 

僕はここにきずなメールに関する話ばかり書いています。全力でポジショントークしています。若い頃ならカッコ悪いと感じた「きずな」という言葉を連呼している自分。「きずなメール」という文字を入力した回数は、たぶん日本一。

 

なぜきずなメールのポジショントークを繰り返すのか。形が定まっておらず、他の人が認知の枠組みをもっていない言葉だからです。

 

形が定まっていないから、言葉で形を与えて(定義/リフレーミング)して、行動する。行動が再び言葉を定義し、さらに新しい行動を生む。そうしているうちに「きずなメール」の認知の枠組みを持った人がひとり増える。ふたり増える。マーケティングとは「その言葉の認知の枠組みをもった人を増やすこと」と理解しています。

 

若い時、世の中にある仕事の多くは、最初からその形だと思っていました。でも自分がやってきたことを通して見ると、形があるように見えているだけで、形を与えているのは見ている人だと考えるようになりました。

 

ということで今日も全力でポジショントーク。今朝のバンクーバー・サンドウィッチも最高でした!

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