勢いで書き切る練習です。
「意味が無い」とは「全てに意味がある」ことと同じだと考えています。「意味が無い」を裏返したら「全てが意味を作る機会」に変わるからです。
生きることに意味が無いのは確かです。意味は imi という音と記号なので、形はないしさわれない。
でもimi は人間が作るものなので、作れます。このimiを作る行為が「イノベーション」です。こういう話はどうしてもトートロジー(同語反復)的になってしまって恐縮ですが。
imi を作る、とは広すぎるので業務レベルに絞ると、「再定義」「リフレーミング」「同じことを別の視点から捉え直す」のと同じです。団体内で頻繁にやっていますよね。イノベーションは、その結果以上に、結果に至るプロセス自体が楽しい、と思える日々がありがたいです。
身近な例をあげると、例えばブラックサンダー。
チョコビスケットは技術的に難しいはずもなく、模倣困難性もなく、家でも作れます。でもなぜか目にして、時に食べたくなる。
例えばガリガリ君。
僕が小学生の頃ソーダアイスはいろいろあったけど、今や代名詞。別にガリガリ君でなくてもいいはずなのに。
これらを説明する理論は多数あり、それはそれで面白いけど、やっぱり後付けです。
作ったり、売るために知恵を絞るときの大変さとムダとワクワク。それをやろうとする人の、説明不能な情熱が、無意味を意味に変えていく。無意味に意味を与えていく。やっぱり、「意味が無い」とは「全てに意味がある」ことだと思います。
ということで、さあ仕事です。
紫陽花。
追加
この記事を書いた直後にスタッフのIさんが「沖縄土産で持って来ました〜!」と↓。シンクロニシティですねー