きずなメール・プロジェクト 代表のblog

顔と名前を出す人生です。

1:出発点となる問い

「何を言っているのかわからない」としばしばいわれます。自分の話を逐語の議事録で読んだら確かにわかりにくかったので、伝えたいことは事前に文字に起こすなどしています。

明日の議題を文字にしていて、その途中で、そのままここに上げることにしました。

1:出発点となる問い

・「顧客」というものがいて「ニーズ」などあるのだろうか?
・人は「これが好きな理由はなんですか?」という問いに、適切に答えることができるのだろうか。
・人はターゲットにされて嬉しいだろうか。コントロールされて嬉しいだろうか。
・仮に「ターゲットとして撃ち落とした人」とどんな関係を築けるだろうか。
・仮に「思い通りにコントロールできた」としてどんな関係になれるだろうか。
・人間、いうほど合理的に行動しているだろうか? 合理的に行動していないなら、合理的な言語化は不可能ではないか。

2:問に対する材料


きずなメール事業の採用について、合理的な説明は難しいのではないか。

3:参考モデル

①ほぼ日
②北欧暮らしの道具店(クラシコム青木耕平さん)
③トライバルメディアハウス(池田紀行さん)

【理由】
①②は「多くの人がセオリーだと思っていること」をほとんどやらなかった。「何をやらないか」で発展した。
③は「マーケティング」そのものをコンテンツ化したとの見立て。若い世代が育っている。

4:②を深掘り
②北欧暮らしの道具店(クラシコム)
生活雑貨のECショップ。
サイト自体がメディア化(雑誌化)

・ターゲットを「買う人」「買いそうな人」ではなく「買わない人」にした。
・雑誌は面白く書く。ECは買ってもらいやすいように書く。「その中間を行けないか」
・顧客がものすごく熱狂しているわけではなく「ほんのり好き」という状態を作れていると思います。一部の熱狂してる人たちだけを見るのではなく★その一歩外の人たちと仲良くしたいんです。
・商品スペック、コスパ、希少性・・・★最後に残る差別化要因は「WHO」です。
・永続的な差別化要因がない中で★「主語で売るしかない」。
・社員には「書きたいこと」「読まれそうなこと」ではなく★「読みたいもの」を書いてほしい。
・消費者は嘘と退屈がきらい。開発者の真摯な姿勢、秘話いった「本当」を「おもしろく」をかたれば、読者が「教えてくれてありがとう」といってくれるようはブランドコンテンツは可能。
(トライバルメディアハウス高橋遼「熱狂顧客戦略」より抜粋)

5:団体に引き寄せて、手がかりなりそうなキーワードを抽出

関係構築
関わりをつくる
関わりを整えていく
組み合い方を整えていく

読者との距離
読者とは?

問を立てる
問を投げかける

礼儀正しく。おもしろく。

 

現場からは以上です。