きずなメール・プロジェクト 代表のblog

顔と名前を出す人生です。

きずなメールはなぜ読者=Customerから費用をいただかないのか。

思考実験です。自治体のきずなメール事業の費用の構成は、ざっくりとこんな感じ。

①配信費用(サーバ、プログラム、今だとLINE公式アカウントの従量課金費用)
②基本原稿の編集制作・監修費用
自治体情報等、ローカライズするための編集制作・監修費用
④「適切な期待値」で妊娠期の読者に登録してもらう費用(網の目を詰める費用)
⑤問い合わせ対応の費用(カスタマーサポート、傾聴)
⑥広聴アンケート(声を聞く、声をまとめて政策提言に結びつけていく)費用

これらの費用を「読者」=Customerからいただくと「課金」になります。「課金」だと「契約」になってしまい、「払った分の対価」を求められます。となると④は機能しない。

「網の目を詰める」アクションが、事業の重要なファクターだからこそ、わかりやすくなりにくいのかもしれません。

読者から費用をいただかないために、自治体事業の方向に振れていった。この視点を少しズラすと、「読者以外から費用をいただく」場合は「支援」の一形式かもしれません。もしかすると、①~⑥に寄付をお願いする、ということをやってみるといいのでしょうか?

食卓が卓球台に!

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