考えたこと
団体内チャットに、抽象的な、わけわからないだろう話を書き込もうとして、考え直して、日のあたるこちらに書きました。 これからの仕事は、「わけわからないだろう話を、わからないなりに定義して、進んでいく仕事」と考えています。世間一般で言われている…
人間が五感から得られる情報量は、「視覚」が8割を占めます。 これを利用して、「ありたい自分の姿」を細部まで視覚化= イメージできれば、それに近づくことができると考えています。 年始めに、思考実験を兼ねて、10年後くらいの「ありたい自分」 をイメー…
「明日の準備した?」「洗濯物出した?」「掃除した?」 昨日君にかけた言葉です。社会的です。父は君を社会化しようとしています。こういうことを言い続けていると、いずれ道徳も説き始めるのかな、との予感もあります。 「成長」とは、下から上にのびるこ…
スタッフに説明するために資料を作ったので、それをそのままアップします。説明したいのは、「新しい概念がどのように生まれるか」です。 ①の段階(1年目くらい)※この年数はあくまで目安です この段階では、物事が「A/B/C」と分類されて見えます。仕事だ…
これは内田百間先生に教えて頂いたですが、同じものを食べ続けていると「味が決まる」ということがあります。 百間先生は、ある時期、昼食に蕎麦を食されることを習慣とされていた。同じ蕎麦屋から毎日同じもり蕎麦を取る。別にうまい品ではない。でも、毎日…
はじめての短歌 (河出文庫) 作者:穂村弘 河出書房新社 Amazon 著者のことを家人は「ほむほむ」と呼びます。僕が「ほむほむ」の本を読むのは2冊めです。 先日のブログで ①詩の言葉=多義的。②政治の言葉=一義的。と書きましたが、同書に、③「生きる」ための…
この数年、毎朝ほぼ同じものを食べます。自分に最適化したサンドウイッチです。 8枚切りの食パンをスライスチーズを乗せてトーストします。焼けたらマヨネーズ少々、ロースハム一枚、茹で玉子スライス2切れ、厚切りトマト1-2切れ、マスタードを1行塗り、半分…
「何を言っているのかわからない」としばしばいわれます。自分の話を逐語の議事録で読んだら確かにわかりにくかったので、伝えたいことは事前に文字に起こすなどしています。 明日の議題を文字にしていて、その途中で、そのままここに上げることにしました。…
20歳代の後半から現代詩を読むようになりました。 その頃から、「詩の言葉と政治の言葉って、何でこんなに違うのだろうか」「詩を書く人が、政治の言葉について書いた文章はないだろうか」といったことを考えてきました。 この問いについて自分なりの納得を…
僕は編集者でした。だからきずなメール ・プロジェクトの真ん中には「編集」「ライティング」があります。これを説明するために、僕が「編集」「ライティング」してきたものを伝えてみます。 * * * 30歳くらいのときに、編集プロダクションから「版元」で…
・昨日は終戦記念日でした。 ・こちらでも紹介した「怒りをコントロールできない子の理解と援助」を読んでいるとき、自分自身の怒りルーツが第2次世界大戦にあるとリアルに感じたことがあります。 ・戦争や医療など、遅れると命に関わる状況では、「対話」で…
自分が考えていることは伝わらないのかな、と考える時があります。疑問か、無力感か、力不足なのわかりません。 ・きずなメールを始めた時から、「読む人には無名、事業に関わる人たちの間では有名」が理想だと思ってきました。難しいでしょうか。 ・自分が…
働かないと、衣食住を得られなくて不安だから働く。動機はこれでよいと思う。この前提で比較してみる。 ①不安だから働く。②働くことが楽しいから働く。 たいていの場合、①より②から生み出される仕事の方がおもしろい。それに、一緒に働く人は楽しいから、続…
Googleで「希望に満ちた短歌」で検索したら、↓でてきました。 真砂なす 数なき星の 其の中に 吾に向ひて 光る星あり 正岡子規 正岡子規は「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の人で「野球」の名付け親。球と棒の遊びが楽しかったようです。 20年目も咲きました!
子どもへの接し方は、親との関係が一次情報になります。核家族で育つと、他の一次情報を得る機会はほぼありません。 僕の父の代表的な言動を上げてみます。 ・「警察とヤクザは変わらない」・「俺はもともと何も持ってない」・「いつかあの山が金になる」 こ…
・ある文化集団がいる。とくに活発に話しているわけではない。どちらかというと言葉数は少ない。言葉にならない前提を共有して、行動しているのはわかる。何もいわないけど、信頼しあっているのはわかる。その集団のやることは創造的で面白い。いろんな可能…
①「★子ども★の意見を尊重すると、大変なことになる」 「子どもの権利」の議論では必ず出てくる意見です。★〜★に「立場の弱いひとりの人」を代入してみます。 ②「★立場の弱いひとりの人★の意見を尊重すると、大変なことになる」 ★〜★に「私」を代入してみます…
今やっている仕事の出発点を言葉にしてみました。 「自分がたまたま出会ったものが、良いものだと思った。その良いものを、自分が思う"良い"形で、自分がいる共同体に役立てたいと思った。それが自分にとっても近くにいてくれる人にとっても、良いことだと感…
きずなメールは、テキストメッセージを、情報や読み物としてだけではなく、社会的孤立を防ぐために用いようという試みです。「テキストメッセージによるセーフティネット」として機能させることに注力しています。 自治体等の法人に事業採用される=「網をか…
妻?嫁?奥さん?…女性配偶者の呼び方としてふさわしいのは? | 品がいい人は、言葉の選び方がうまい | ダイヤモンド・オンライン ・「ついにきたか」。思い込みが強い僕の思い込みかもしれませんが、そう感じました。 ・1人称や2人称は、関係性やコンテクス…
・理事の太田先生が理事会で「やさしい日本語ってどう?」といった話をしたとき、感ずるところがありました。・語彙の数=世界観の切り口の数。一人称を「I」とする言語、「私」「俺」「僕」「自分」を選べる言語では、世界観の切り口の数が異なる。多ければ…
・きずなメールは、テキストメッセージを”弱いきずなでつながり続けるセーフティネット”として活用することを目指しています。セーフティネット=安全網なので「網をかける」「網の目をつめる」というアクションが発生します。 ・最初の網は2011年3月1日に、…
・家人が「虐待予防は母子保健から 指導ではなく支援」出版記念のZoom講演を視聴していた。僕も横から少し聴いた。100人の応募枠だったが、最終的に600人になったという。行政保健師さんが主体。赤ちゃん訪問で乳幼児の家庭に入ることもあるから、現場の切実…
・今、改めてアウトプットを意識しています。自分の内部(脳や心)で考えたことを、テキストや図にして自分の外部に出す(アウトプットする)ことで、仕事が変化してきたので、その回数を増やそうとの考え。 ・インターネット時代のアウトプットは「完成度6…
本を整理していたら、20代で読んだ本が出てきました。その一節。 自分が言葉を所有している、と考えるから、我々は言葉から締め出されてしまうのだ。そうではなくて、人間は言葉に所有されているのだと考えた方が、事態に忠実な、現実的な考え方なのである。…
ユーモアについて考えています。 NPOという非営利組織として Vision Mission の実現を目指すのはやりがいあります。悩ましいのは、「言葉が硬くなっていく」こと。 関わってくれる多くの人々=ステークホルダーの「共通の言葉」を目指し、信頼のためのガバナ…
・「多様性」という言葉の意味を、子どもとの関わりのなかで理解しました。・彼は生魚が苦手、僕は好き。貝や魚卵なども同様。・味覚は、教育では変えられない生理的嗜好。親子でも同じではない。別の人間です。・彼は教科書の音読が苦手です。見ていると、…
・「子どもと話す方法が少し見えてきた」というという、これまで話せなかったようですが、そこまでではなく、「子どもの感情を受け取る方法が少し見えてきた」が正確でしょうか。 ・精神科医の方に、「"感情"とは"ー単語で表せる心の動き"」と教えていただき…
今日、あるご縁で児童相談所の一時保護所を視察させていただきました。「一時保護所」とは、諸事情で親から距離をとったほうがよいと判断された子どもたちが、文字通り「一時」的に「保護」されるところ。その閉鎖性が問題となり、今、関係者の努力で改善さ…
https://www.kizunamail.com/news/11717/:公開勉強会は創発的な要素に溢れていた。ここから何を切り出すかが大事と感じた。切り出しはすでに広聴チームが始めているけど、並行して全員で、これをフックにした「イベント的なもの」を考えられればと思った。 …